197532646_3892807327509413_8319199902964271407_n

ご無沙汰いたしました。約1年ぶりの更新です。
コロナによる緊急事態宣言の中、各種対策を講じた上で、
"Yuko I. presents After School Session @元住吉POWERS 2” を
開催しました。

これはタイトルからも察せられるように、
普段の今井優子のソロ・ライヴとは違って、
参加メンバー全員が同じ立場で楽しみながらセッションしましょう、
という企画。

なので、各人の持ち込み曲あり、誰もが知ってるカヴァー曲あり。
小屋も小洒落たライヴ・レストランではなく、
カジュアルなライヴ・ハウスで、
ミュージック・フィーもリーズナブルに、というワケです

今回のメンバーは小編成ながら、売れっ子ばかりなので、
リハーサルは割と直近、都内のスタジオで

ギターの原ゆうまクンは、
最近よくサポートしてもらっている若手のホープ
先ごろリリースした2枚目のリーダー作『REALITY』が大好評。
この秋には、安藤まさひろが抜けたT-SQUAREのライヴに、
サポート参加が決まっています。

山下あすかチャンは、まさに引く手数多の若手No.1パーカッション奏者。
今井と初顔合わせながら、これからがとても楽しみな逸材です
reh_1

そして今回の発案者で、バンマス格の SWING-Oは、SOUL PIANIST / SOUL PRODUCER / 現 FLYING KIDSのキーボード奏者 
(http://swing-o.info)
reh_2

我らが優子さんは、
もうリハーサルからノリノリのイェイェ状態でありました
reh_all


ライヴ当日は、午後早い時間に会場入りして、
セッティングからの軽いリハーサル。
メンバーのインスト曲は、ほとんど直前リハのみ、という、
如何にもジャム・セッション風スタイルです
powers_board

ステージは、ゆうまクンの『REALITY』から<Candy>、続いて
SWING-O が作りたてホヤホヤで今も発展中という新曲をジャム風にと、
インストゥルメンタルを軽く2曲カマして、スムーズにスタート。

我らが優子さんは3曲めから、
約1年ぶりのライヴというコトで<Long Time No See>から歌い出し。
powers_10
powers_11

ところにいきなり構成を間違えるドタバタぶりで…
でもある意味 優子さんらしいおキャンなスタート。
それをサラッ笑い飛ばして落ち着きを取り戻すあたり、
さすがキャリア30年の風格?ですわ

powers 1powers_2

<真夜中のドア>は、
PV用にT-Grooveが作ってくれたイントロ付きで軽快に。
ミニマムな編成でも、
ラテン・パーカッションが入ると明るい色が付くので、
イイ感じのグルーヴ感が出ます。
まして あすかチャンのセンスが抜群で…
そして次はシットリと<Puzzule>を。

powers_5


通常であればココでインターヴァル。
でも今回は時短営業につき、
休憩代わりに再び演奏陣をフィーチャーしてのインスト・タイム。
あすかチャンの壮大なオリジナル「リペイメント」、
そして再びSWING-O が、意外にも Epo カヴァー
「ねえ、こんなこと考えたことある」を

powers_9

あすかチャンは、ジャンベなどアフリカ系の皮モノを使うタイプで、
ちょっとした小物を使うセンスが抜群。
reh_3

SWING-Oはどうしてもソウル系のイメージがあるけれど、
ラテン系を含むグルーヴ系のオールラウンド鍵盤奏者という感じ。
自分ではソロ・ピアノのアルバムも出していて、守備範囲が広い。
powers_8

そしてゆうま君は今回、エレキとアコギの持ち替えで活躍。
ボサノヴァを弾かせても素晴らしく、さすがこれからの有望株。

powers_3

2曲メンバーだけでプレイして、優子さんが再びステージへ。
今回のセッションのハイライトとなるのが実は洋楽カヴァーで、
ゆうま君がT-Grooveとカヴァーし話題になった<Brazilian Rhyme>から、
VIVA BRASIL、阿川泰子で有名な<Skin Do Le Le>をメドレーで。
華やかなラテン・ビートに乗って、スキャットあり、
メンバーのソロ回しありで、オーディエンスも大いに盛り上がりました
powers_4

続いては、ロバータ・フラックやマリーナ・ショウでお馴染みの
<Feel Like Making Love>。
サウダージな感じを漂わせたスタートから、
終盤は S-WINGOのアレンジで、
リカルド・マレーロ風のサンバ・ノリになだれ込み、
みんなでハモってエンディング
コレもメチャ素敵なノリになりました
当の優子さんも、お得意のフリフリ・ダンスが出てノリノリ
声もよく出ていましたね
powers_6
powers_7

そしてフィナーレへ向けては、
優子さんのアルバム・レパートリーから、
ココにジャスト・フィットするシーウインドの<He Loves You>、
そしてラストは <Love Squall>でメロウ・アウト

一旦ステージを降り、アンコールの拍手に誘われて、
ラテン・フュージョンな<I Wish>でエピローグとなった。

powers_fulljpg


緊急事態宣言下の制限はありつつも、
オーディエンスもイイ感じで集まってくれて、雰囲気は上々
生ならではのトラブルはありつつも、
やっぱりライヴはこうでないとを実感させてくれるショウになりました。
リアクションもかなり良かったし、
演る側も楽しんでプレイしていたので、
コロナが収まったあたりで、是非再演を、と目論んでいます。

皆さん、どうもアリガトウございましたぁ!

【set list】
- instrumental -
1. Candy (原ゆうま)
2. 新曲(SWING-O)
- 今井優子 -
3. Long Time No See
4. A way to my self
5. 真夜中のドア
6. Puzzle
- instrumental -
7. リペイメント(山下あすか)
8. ねえ、こんなこと考えたことある(SWING-O / epo カヴァー)
- 今井優子 -
9. Brazilian Rhyme ~ Skin Do Le Le
10. Feel Like Making Love
11. He Loves You
12. Love Squall
Encour : I Wish