週頭の24日(日)、六本木 BIRDLANDにて
『今井優子 Performance 2019 Vol.7 ~ with Awesome Young Cats』
が開催されました。
年内最後のバンド・ライヴ、
しかもこれからを担う若手敏腕ミュージシャンを従えて、
ということで煽っていたせいか、
ほぼほぼ満員御礼状態。
足をお運びいただいた皆さま方、どうもありがとうございました。
観たかったのに…、という方、激しく後悔してください…
ハッキリ言って、超弩級に素晴らしいライヴパフォーマンスでありました
メンバー全員が売れっ子なためスケジュールが合わず、
リハーサルはバンドとコーラスが別々。
だからフルラインアップが揃ったのは、実はこのライヴ当日が初めて。
それでも互いにしょっちゅう顔を合わせている気心知れた者同士、
各曲イントロ〜1コーラス目までとエンディングをチェックするくらいで、
さくさくリハーサルが進んでいきます。
それでも諸事情で開演20分押し…。
お待たせして、どうもスミマセン…
この日の優子さんは、ツイン・テールにビーズの髪飾り、
そしてイタリア製 RED VALENTINO(レッド・バレンチノ)の
カラフルなワンピース
60年代スウィンギング・ロンドンのイメージが、
Young Cats のグルーヴィーな演奏にジャスト・フィットします。
改めてバック・バンドを紹介しておくと、
伊吹文裕:drums 井上薫:keyboards 小川翔:guitar
川内啓史:bass 佐々木詩織:chorus
というメンツ。
とにかく今回は、
レコーディングに参加してくれたドラムの伊吹くんともっと演りたい、
という優子さんの希望がまずあって
そこで彼を中心に、今一番イキの良い、
若い世代のメンバーをガッチリ集めたワケです。
だから既にライヴでお馴染みのナンバーが、
まるで新曲のような、フレッシュでピチピチのノリに生まれ変わる。
10月の《原点回帰》が
ベテラン・ミュージシャンの円熟のプレイに支えられたとするなら、
今回はハジケる若さとエレルギーに対峙するパフォーマンス
「いつも同じ選曲で変わり映えしない」なんていう輩は、
ライヴを観てない証拠でしょう。
逆に、観ているのにその違いを感じることができないなら、
音楽的に相当残念なヒト、ということになります…
<Trust Your Heart>、<さよならを言わせて>を
ノンストップで繰り出し、<Unnatural Love>と<I Wish>で
最初のハイライト
優子さんも気持ちが入っているのか、
いつもよりMCマシマシで…
久しぶりに登場した<Snow Girls>は、
バンマス:伊吹くんのアイディアでポップに様変わりしました
詩織ちゃんが鳴らすスレイベルも、イイ感じで
短めのインターヴァルの後は、
詩織ちゃんが歌う<6月の夢>でスタート。
これは kyd の薫くんが組んでいるユニット:ブルー・ペパーズの曲ですが、
そこの準レギュラーが詩織ちゃんで、
この曲では作詞してリード・ヴォーカルを取っているのです
しかもこの Awesome Young Cats のメンバーたちは、
全員揃ってブルー・ペパーズのライヴをサポートしたことがある間柄。
なので、当日リハしかしていなくても、
スンナリまとまってしまうのでした。
スゴイッ
続いて詩織ちゃんに呼び込まれる形で、再び優子さんがステージに。
始まったのは、吉田美奈子さんの人気カヴァー<愛の彼方>。
そして畳み掛けるように、
最新作からの<It's My Time To Shine>と<He Love You>を疾風の如く。
オーディエンスも大盛り上がり。
踊ってますね 揺れてますネ
そしてココで本日のゲスト、星野裕矢クン登場。
まずは2人が知り合うキッカケになった、裕矢くんの<Peat>を歌います
Peat (泥炭)というのは、
モルト・ウイスキーの香り漬けにを使う材料のこと
裕矢くんのレコーディングで優子さんがこの曲のコーラスをつけており、
今回の共演は、そのレコ初ライヴ以来なのでした。
せっかくなので、
ダニー・ハサウェイ&ロバータ・フラックの名曲<You Are My Heaven>
を甘くデュエットで
ココでは、セミアコに持ち替えた翔くんのジャジーなギターも
光っていました。
終盤に入ると、少し早めのクリスマス・ソング
そしてラストはお馴染み<Love Squall>でシットリと秋らしく…
時間が超押していたので、
アンコールを頂くとすぐに<真夜中のドア>で大団円。
ステージ後方も幕が開くと、
遠くに赤い東京タワーが見えて、みんな大興奮
どうもありがとうございましたぁ〜
《 1st set 》
1. Trust Your Heart
2. さよならを言わせて
3. By The Side Of Love
4. Jr.
5. Unnatural Love
6. I Wish
7. Snow Girl
8. Airport
《 2nd set 》
9. 6月の夢(feat.佐々木詩織)
10. 愛は彼方
11. It's My Time To Shine
12. He Love You
13. Peat(feat. 星野裕矢)
14. You Are My Heaven (duet with 星野裕矢)
15. Christmas Flavor
16. Over The Candle
17. Love Squall
Encour:真夜中のドア
さてさて、今回は年内ラストのバンド・ライヴということで、
客席にもゲストがチラホラ。
まずは ジャンク・フジヤマさん。
優子さんは来週7日のジャンク・ライヴにゲスト出演します。
この日はテーマが "I LOVE CITY POP" ということなので、
この2人ならではのデュエットなんか聴けちゃうかも。
お時間のある方は是非に〜
こちらは最近お近づきになったアマネトリルのお2人。
来年一緒に悪巧みをしている T-GROOVE とギターの原ゆうまクン。
T-GROOVE は今、
世界的に活躍しているリミキサー/プロデューサーです。
ライターの池上尚志さん。
角松敏生ファンに有名なコピバン、FAKEの皆さん。
ヴォーカル八田氏は、アドリブ誌の元編集員で角松担当でした。
そして最後は、ヘアメイクの ELLI さんとスタイリストのKEIさん。
この2人がいなければ、優子さんはあんなにキレイにはなれません…
いつもご協力、感謝です。
例によって、プレゼントもたくさん頂戴してしまいました。
いつもどうもありがとうございます m(_ _)m
…というワケで、「コレまでのライヴで一番良かった」
なんてファンの声が上がるほど、エキサイティングだった今回のライヴ。
早くも再演のリクエストをたくさん頂戴しているので、
早々に企画しないとイケないですね
でもその前に、ジャンクさんとのライヴと、
このクリスマス・ライヴがあります
今年2度目のハクエイキムさん、
そしてお初の太田剣さんがご一緒
年内最後、そして大きなライヴは、
どうやら春頃までなさそうですので、
どうぞお見逃しなく…